
なんとかやってきました第二回でございます。
深夜1時のテンションで書いてますので前回より砕けたテイストになってしまいますが理解の上でご覧ください。
というか逃げ馬の話で追加で書きたいこと有ってごちゃごちゃになっちゃいました……申し訳ない。
さて、今回は逃げ馬&先行馬と言うわけですが、自分は前回でも述べた通り逃げが最強の戦法である。と言う風に考えています。
「なら先行とか差しとかまどろっこしいことせずに逃げればええやん」と思うかもしれませんが、展開的に逃げ戦法を取れない場合もあります。
例えばウマ娘とは違い、リアル競馬には逃げ馬にも複数のパターンがありまして、勝つために逃げの戦法を取る馬、性格的に逃げなくてはいけない馬、他の馬を勝たせるために逃げる馬(ラビット)等があります。
勝つための馬は勿論ですが、性格的、もしくはラビットがレースに存在する場合、そこに競りかけていく行為はレースの勝敗に対して意味の無い行為となる場合が多いです。
先行馬の場合は、勝つための馬(能力のある馬or人気馬)が先頭の場合はその馬を牽制しながら進みます。
馬は基本的に臆病な動物のため、視界に別の物がうつり混むと、それから逃げるためにスピードを上げます。
それはレース中も同様で、後ろから他馬がスピードを上げて急接近すると加速してしまいます。
加速してしまうとペースが乱れてしまい、場合によってはかかってしまう事もあります。
そうなると理想的な逃げが実現できずにスタミナを消費してしまい、最後の直線で足が上がってしまいます。
逃げ馬はどの様にして自分のペースに持ち込むか。
先行馬はどの様にして相手のペースを崩すか。
この二点での駆け引きが熱い見所と言った所でしょうか。
差しや追い込み戦法の馬との勝負の場合はと言いますと、こちらは仕掛けのタイミングとコーナーにあります。
まず仕掛けのタイミングですが、差しや追い込み馬は基本的に3、4コーナーで仕掛けます。(ゴルシの仕掛けタイミングは完全に異常です。ただあの馬はあれが正解です。)
一番分かりやすいのが京都競馬場です。
京都競馬場は向こう正面で3コーナーまで上り坂になっており、コーナーに入ると下っていきます。
勿論下りの方がスピードが出るので溜めていた足を繰り出す絶好のチャンスということになります。
ただ、いくら上がり3F33秒台で走ったとしても、前を行く先行馬が34秒台で走ってしまうと、前半で前に行かれてしまったリードに追い付かず、負けてしまうこともあります。
先行馬は、前半に築いたリードを如何にして守れるかが問題であり、その為の持久力のある馬が強い先行馬ということになります。
そして2つ目がコーナーでの戦いです。
コーナーで、一番強いポジションはどこでしょうか?
勿論内ラチです。
陸上競技でもそうである様に、わざわざ外側を走るのは時間もスタミナも消費します。
競馬では芝の状態で外ラチ沿いを走った例もありますが、それはまた追々……
通常であれば内ラチが有利です。
ですが、後ろから行く差し&追い込み馬は前の馬を躱して進まなければいけません。
そんな時、皆さんも体験したことが有るであろうバ群突撃をしてしまうと、大変なことになります。
内ラチに突っ込むと前の垂れてきた逃げ馬を躱し、伸びている差し馬を躱し、粘っている先行馬を躱し、といった様に何頭もの馬を躱して進まなければなりません。
じゃあ外を回ろうか、となったときに先行馬は後ろの馬の進路がより一層外に膨れるように進路を取ります。
後ろから来る馬よりも早く仕掛けることで、横並びになって内の進路を潰します。
こうすることによって、追い込み馬は外を回らざるをえなくなり、余分に足を使うことになります。
前半で前のポジションに付くために使った足のハンデをそこでトントンに戻している、と考えています。
勿論無理に入り込んだり大袈裟に膨らんで走れば進路妨害になるケースもありますが、逆に追い込み馬がゴルシの様に早めに仕掛けてポジションを上げたり、そこをテイオーが臨機応変で外に進路を取って外に追いやったり……とウマ娘達と同様に駆け引きが熱いのが3、4コーナーです。
如何だったでしょうか?
正直ごちゃごちゃした文章で(前もそう)読みにくかったかと思いますが、先行馬に必要な物は持久力と、鞍上の指示に的確に答えて仕掛けれる賢さと言った所でしょうか。
先行馬と差し馬のお話に関しては、グラスワンダーとスペシャルウィークが戦った1999年の宝塚記念を見てもらえるとすぐに分かると思います。
では長くなってきたのでこの辺で……
次回は差し馬と追い込み馬についてです。お楽しみに。
あとがき
書いてる途中にマリカーに似てね?って思ったんですがどうですかね?
サワヤンチャンネルよく見るんですがめっちゃ似てるんですよね、競馬とマリカー。
トップで逃げる人とトップをマークして狙ってる先行の人がいて、打開しようとしてる差し&追い込みの人。
マリカーって競馬なん?
そんなことはどうでもよくて、もうすぐ香港チャンピオンズデーでございますよ皆様方。
今年の競馬界はウマ娘血統の馬が大活躍してるってことで、残念ながらチェアマンズスプリントプライズに出走のダノンスマッシュにはウマ娘の血筋は無いんですが、クイーンエリザベス2世Cにはグローリーヴェイズ(メジロライアン)、キセキ(エアグルーヴ)、デアリングタクト(スペシャルウィーク)のウマ娘血統馬三頭が出走予定ですし、まあそもそもダノンスマッシュは強いですしもう一頭のラヴズオンリーユーは名牝ミエスクの直系子孫なので、頑張ってもらいたいです!!
日本馬頑張れ!!
チャンピオンズマイルはゴールデンシックスティでしょどうせ
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